格安SIMを選ぶ際、基準となる選び方は大きく分けて、料金・速度・通話の3つあります。
この記事では、その中でも速度を基準にした選び方を解説します。
「格安SIMに乗り換えたいけど速度が不安」
という方は多いのではないでしょうか。
格安SIMの口コミをみると、
「格安SIMを使ってみたけど遅すぎて、キャリアに戻った」
と書いてあるのを見つけ、不安になった方もいると思いまず。
確かに格安SIMは、平均的にキャリアよりも通信速度が遅いです。
しかし中には、キャリアと同程度の通信速度が出るMVNO(格安SIM会社)もあります。
つまり選び方さえ間違えなければ今まで通りの快適さでキャリアよりも安いプランに乗り換えることができます。
速いけどキャリアほどではないプランにして料金を抑えるという選択もできます。
本記事では、あなたにピッタリ合った格安SIMのプランを紹介していきます。
目次【本記事の内容】
- 1.格安SIMプランの速度偏差値
- 2.格安SIMの比較基準
- 2-1.回線について
- 2-2.速度について
- 2-3.容量について
- 3.各選び方における、おすすめの格安SIMプラン
- 4.速いのに安い!高速通信なのに安いおすすめSIMプラン
- 4-1.速度と料金のバランスで選ぶ、通信容量ごとのおすすめプラン7選
- 5.キャリア並み!?通信速度がとにかく速いおすすめSIMプラン
- 5-1.通信速度で選ぶ、通信容量ごとのおすすめプラン7選
- 6.まとめ
格安SIMプランの速度偏差値
本サイトでは各社プランの通信速度を分析し、偏差値を付けました。
比較基準に偏差値を用いることで、通信速度の速い順番に加えどの程度の差があるのかもわかるようにしています。
「『~Mbps』で言われても、よくわからないけど、偏差値だったらなじみがある」
という方は多いのではないでしょうか。
偏差値は平均を50で表し、それより大きければ大きいほど優れているということを示します。
速度偏差値が50であれば、MVNO(格安SIM会社)の中では平均的な速度があるということです。
データは情報源3つから得られた、測定場所4か所、時間別の測定回数計9回の測定結果もとにしています。
測定方法によっては、特定のプランが有利になるということがありますので、そういった影響をできるだけ排除しました。
詳しい速度偏差値の算出方法は別記事にて解説します。
以下に各プランの速度偏差値を示します。
MVNO | 回線 | 速度偏差値 |
---|---|---|
BIGLOBEモバイル | au | 52.2 |
BIGLOBEモバイル | docomo | 48.5 |
b-mobile | SoftBank | 54.1 |
DTI SIM | docomo | 59.0 |
HIS Mobile | docomo | 53.6 |
HIS Mobile | SoftBank | 53.5 |
IIJmio | au | 45.0 |
IIJmio | docomo | 47.3 |
LIBMO | docomo | 59.2 |
LINEモバイル | au | 53.2 |
LINEモバイル | docomo | 48.7 |
LINEモバイル | SoftBank | 50.5 |
LinksMate | docomo | 57.6 |
mineo | au | 53.4 |
mineo | docomo | 46.8 |
mineo | SoftBank | 48.5 |
NifMo | docomo | 60.5 |
nuroモバイル | au | 53.7 |
nuroモバイル | docomo | 56.1 |
nuroモバイル | SoftBank | 51.9 |
OCN モバイル ONE | docomo | 46.0 |
QTモバイル | au | 30.0 |
QTモバイル | SoftBank | 35.9 |
U-mobile | docomo | 62.2 |
UQ mobile | au | 73.8 |
Y!mobile | SoftBank | 70.3 |
イオンモバイル | au | 40.8 |
イオンモバイル | docomo | 44.2 |
エキサイトモバイル | docomo | 46.6 |
スマモバ | docomo | 30.9 |
楽天モバイル | au | 42.9 |
楽天モバイル | docomo | 45.0 |
ロケットモバイル | docomo | 28.1 |
※50音順。速度偏差値ランキングは別ページで紹介しています。
格安SIMの比較基準
本記事ではMVNO(格安SIM会社)25社、40プランを分析し、あなたに合ったプランを提案します。
(速度比較は21社、33プラン。)
あなたに合ったプランを選ぶため、次の3つを確認します。
- 回線
- 速度
- 容量
1. 回線について
格安SIMを利用する際、インターネットにつなぐ回線は大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のどれかを使うことになります。
使いたい回線が決まっている場合は、その回線のプランを出しているMVNO(格安SIM会社)を選ばなくてはなりません。
具体的には、大手キャリアから乗り換える人で、
「今まで使っていたスマホをそのまま使いたいけど、SIMロック解除はできない」
という人などです。
iPhoneであればiPhone 6s以降、Androidであれば2015年5月以降に発売された機種は基本的にSIMロック解除できます。
ここで注意点ですがSIMロック解除せずにそのまま利用できる方も、SIMロック解除しておくことをおすすめします。
なぜならSIMロックを解除できるのは解約から一定の期間以内であり、そのあとはSIMロック解除したくなってもできないからです。
SIMロックを解除しておくと、
(1)今後契約できる格安SIMプランが増える
(2)海外旅行で現地のSIMカードが利用できる
(3)端末を売却した際に高く売れる
など、いいことばかりです。
SIMロックされているスマホを利用される方はまず、キャリア回線からプランを絞り込む必要があります。
また利用可能エリアなどの関係から、どうしても利用したい回線が決まっている方はここで絞り込みます。
回線で選ぶ対象者
(1)SIMロックされているスマホを使う方
(2)使いたい回線が決まっている方
2. 速度について
この記事をご覧になっている方は速度を気にされていると思いますが、どの程度の速度が欲しいか確認しておきましょう。
「とにかく通信速度が速いプランがいい」
「webの閲覧がスムーズにできたら十分」
というように、人によって求める速さは違うと思います。
基本的には通信速度が速いプランほど利用料金は高くなります。
「遅いプランを避けられれば十分」
「せっかくなら安いほうがいい」
という方は、通信速度と料金を見比べながら選んでいきましょう。
3. 容量について
月に自分がどのくらいデータ通信をするのか確かめましょう。
現在契約している通信容量が本当に必要なのか考え直す、いい機会です。
データ容量についてよくわからない方は、
家にWi-Fiがあるとすると、
外で動画をよく見る:10GB~
外でインスタなど画像をよく開く:6GB
外でLINEや調べ物をよくする:3GB
外ではほとんどつかわない:1GB
を目安にしてください。
あなたに必要なデータ通信容量が確認出来たら、いよいよプランを選んでいきます。
ここでもう一度、3つの選ぶ基準を確認しておきましょう。
(1)キャリア回線は選ぶのか
(2)どのくらいの通信速度が欲しいか
(3)通信容量はどの程度必要か
各選び方における、おすすめの格安SIMプラン
前章の3つの基準について、あなたの答えに合うプランを紹介していきます。
(1)キャリア回線を選ぶ
ドコモ → 「ドコモ回線の格安SIM、速度偏差値と料金で見るおすすめプラン」
au → 「au回線の格安SIM、速度偏差値と料金で見るおすすめプラン」
ソフトバンク →「ソフトバンク回線の格安SIM、速度偏差値と料金で見るおすすめプラン」
(2)ある程度の速さがあればいい
YES → 「速いのに安い!高速通信なのに安いおすすめSIMプラン」
NO → 「キャリア並み!?通信速度がとにかく速いおすすめSIMプラン」
速いのに安い!高速通信なのに安いおすすめSIMプラン
この章では、高速通信ができるプランの中でも料金が比較的安い、速度と料金のバランスが取れたプランを紹介します。
通信速度の比較として速度偏差値を用いますが、速度偏差値50が選ぶ基準の一つになります。
LINEモバイル(ソフトバンク回線)は速度偏差値が50.5で、ある測定では、
朝9.4Mbps、昼1.2Mbps、夕方1.0Mbps、夜4.5Mbps
という通信速度が出ていました。
通信速度が1Mbpsあれば、LINEやメールで文字のやりとりがスムーズにでき、画像が少ないWebサイトなら問題なく見られます。
通信速度が3Mbpsあれば、画像の読み取りがスムーズにでき、10Mbpsあれば動画が見られます。
すなわち速度偏差値が50あれば、普段は画像の読み込みができて、通信が混雑する時間帯でもLINEやWebサイトの閲覧が問題なくできるくらいの速度があるということです。
ちなみに速度偏差値45.0のIIJmion(au回線)では、
朝7.8Mbps、昼0.1Mbps、夕方0.3Mbps、夜1.6Mbps
という速度の結果がでており、昼間や夕方にWebサイトの閲覧がしにくくなりそうです。
したがって、この章では速度偏差値50を基準として定め、それより速度偏差値が高いものを利用料金が安い順にランキングを付けました。
下の表に速度偏差値が50以上のプランと各通信容量における料金をまとめました。
(横にスクロールすると50GBの料金まで見られます。)
(単位:円)
格安SIM | 回線 | 速度偏差値 | 500MB | 1GB | 2GB | 3GB | 5GB | 6GB | 7GB | 9GB | 10GB | 12GB | 13GB | 14GB | 15GB | 20GB | 30GB | 50GB |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
UQ mobile | au | 73.8 | 1,980 | 2,980 | 3,980 | |||||||||||||
Y!mobile | SoftBank | 70.3 | 2,178 | 3,278 | 4,378 | |||||||||||||
U-mobile | docomo | 62.2 | 1,580 | 1,980 | ||||||||||||||
NifMo | docomo | 60.5 | 1,600 | 2,300 | 3,500 | |||||||||||||
LIBMO | docomo | 59.2 | 1,580 | 2,180 | 2,980 | 4,680 | 6,580 | |||||||||||
DTI SIM | docomo | 59.0 | 1,200 | 1,490 | 1,920 | 2,800 | ||||||||||||
LinksMate | docomo | 57.6 | 1,100 | 2,100 | 3,100 | 4,800 | 6,000 | |||||||||||
nuroモバイル | docomo | 56.1 | 1,400 | 2,200 | 3,400 | |||||||||||||
b-mobile | SoftBank | 54.1 | 990 | 1,690 | 2,390 | 3,190 | 4,390 | |||||||||||
nuroモバイル | au | 53.7 | 1,480 | 2,800 | 3,680 | |||||||||||||
HIS Mobile | docomo | 53.6 | 945 | 1,300 | 1,900 | 2,800 | 4,500 | 8,000 | ||||||||||
HIS Mobile | SoftBank | 53.5 | 1,200 | 1,700 | 2,400 | 3,600 | 5,500 | |||||||||||
mineo | au | 53.4 | 1,310 | 1,510 | 2,190 | 3,130 | 4,590 | 6,510 | ||||||||||
LINEモバイル | au | 53.2 | 1,200 | 1,690 | 2,220 | 2,880 | 3,220 | |||||||||||
BIGLOBEモバイル | au | 52.2 | 1,400 | 1,600 | 2,150 | 3,400 | 5,200 | 7,450 | ||||||||||
nuroモバイル | SoftBank | 51.9 | 1,680 | 2,800 | 3,680 | |||||||||||||
LINEモバイル | SoftBank | 50.5 | 1,200 | 1,690 | 2,220 | 2,880 | 3,220 | 4,800 | ||||||||||
格安SIM | 回線 | 速度偏差値 | 500MB | 1GB | 2GB | 3GB | 5GB | 6GB | 7GB | 9GB | 10GB | 12GB | 13GB | 14GB | 15GB | 20GB | 30GB | 50GB |
太字にしているのが、その通信容量でのおすすめプランです。
5GBの最安値よりも6GBの最安値の方が安いため、5GBにおすすめのプランはありません。
同様の理由で9GB・12GBにもおすすめのプランはありません。
また、最安値が同じ料金であれば速度偏差値の高いほうをおすすめにしています。
速度と料金のバランスで選ぶ、通信容量ごとのおすすめプラン7選
それぞれの通信容量におけるおすすめのプランを紹介します。
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「50GB」
HIS Mobile(ドコモ回線)|速度偏差値・11位(33プラン中)、データ通信容量500MB・2GB・6GB・20GB・50GBのプランがおすすめ
とにかく安いのがこの「HISモバイル(ドコモ回線)」です。
・速度
速度偏差値は53.6で、全33プランの中で11位であり、格安SIMの中では速い方です。
ある速度調べでは、下り通信速度が、
昼2.1Mbs、夕方1.8Mbps
であり、通信が遅くなる時間帯でもLINEや画像が少ないWebサイトの閲覧は問題なくできそうです。
・料金
すべての通信容量プランが、速度偏差値50以上のプランの中で最安値です。
速度偏差値50以下も含めた格安SIM全体で考えると、
500MBのプランは全8プラン中1位の安さ、
2GBのプランは全9プラン中1位、
6GBのプランは全18プラン中1位、
20GBのプランは全23プラン中1位、
50GBのプランは全3プラン中1位の安さであり、格安SIM全体で見ても安いです。
・まとめ
そこそこの速度が出て料金はとても安いので、
「料金を抑えたい」という方におすすめです。
HIS Mobile月額料金 | |
---|---|
通信容量 | 音声通話SIM(ドコモ回線) |
500MB | 945円 |
2GB | 1,300円 |
6GB | 1,900円 |
10GB | 2,800円 |
20GB | 4,500円 |
50GB | 8,000円 |
b-mobile(ソフトバンク回線)|速度偏差値・第9位(33プラン中)、データ通信容量1GB・15GBのプランがおすすめ
安くてそこそこ速いのが「b-mobile(ソフトバンク回線)」です。
・速度
速度偏差値は54.1で、全33プランの中で9位であり、格安SIMの中では速い方です。
ある速度調べでは、下り通信速度が、
昼2.2Mbs、夕方1.1Mbps
であり、通信が遅くなる時間帯でもLineや画像の少ないWebサイトの閲覧は問題なくできそうです。
・料金
通信容量1GBと15GBのプランが、速度偏差値50以上のプランの中で最安値です。
速度偏差値50以下も含めた格安SIM全体で考えると、
1GBのプランは全18プラン中1位の安さとであり、格安SIM全体で見ても安いです。
また15GBのプランがある会社はb-mobileだけです。
・まとめ
1GBのプランが最安値であり、速度偏差値もそこそこ高いので、
「外ではほとんどデータ通信をしない」という方におすすめです。
b-mobile月額料金 | |
---|---|
通信容量 | 音声通話SIM(SoftBank回線) |
1GB | 990円 |
3GB | 1,690円 |
6GB | 2,340円 |
10GB | 3,190円 |
15GB | 4,390円 |
mineo(au回線)|速度偏差値・第13位(33社中)、データ通信容量3GBのプランがおすすめ
あまり通信しない方におすすめなのが「mineo(au回線))」です。
・速度
速度偏差値は53.4で、全33プランの中で13位であり、格安SIMの中では速い方です。
ある速度調べでは、下り通信速度が、
昼4.4Mbs、夕方1.6Mbpsとなっており、
通信が遅くなる時間帯でもLINEや画像の少ないWebサイトの閲覧は問題なくできそうです。
・料金
通信容量3GBのプランが、速度偏差値50以上のプランの中で最安値です。
速度偏差値50以下のプランも含めた格安SIM全体で考えると、
3GBのプランは全31プラン中5位の安さであり、格安SIM全体で見たら少し順位は下がります。
・まとめ
3GBのプランは、速度偏差値下位も含めるとそこまで安いとは言えません。
しかし速度偏差値上位の中で最安値であることは確かなので、
「外であまり通信はしないけど、あまりにも遅いのは嫌」という方におすすめです。
mineo月額料金 | |
---|---|
通信容量 | 音声通話SIM(au回線) |
500MB | 1,310円 |
3GB | 1,510円 |
6GB | 2,190円 |
10GB | 3,130円 |
20GB | 4,590円 |
30GB | 6,510円 |
nuroモバイル(ドコモ回線)|速度偏差値・8位(33社中)、7GB・13GBのプランがおすすめ
格安SIMの中で、そこそこの速さが出るのが「nuroモバイル(ドコモ回線)」です。
・速度
速度偏差値は56.1で、全33プランの中で8位であり、格安SIMの中では速い方です。
ある速度調べでは下り通信速度が、
昼3.5Mbs、夕方0.7Mbps、
であり、通信が遅くなる時間帯でもLINEや画像の少ないWebサイトの閲覧は問題なくできそうです。
・料金
通信容量7GBと13GBのプランが、速度偏差値50以上のプランの中で最安値です。
速度偏差値50以下も含めた格安SIM全体で考えると、
7GBのプランは全12プラン中1位の安さ、
13GBのプランは全4プラン中1位の安さであり、格安SIM全体で見ても安いです。
・まとめ
格安SIMの中では通信速度が速い方であり、マイナーな通信容量のプランで展開しているので、
「通信容量は7GBや13GBが丁度いい」という方におすすめです。
nuroモバイル月額料金 | |
---|---|
通信容量 | 音声通話SIM(ドコモ回線) |
2GB | 1,400円 |
7GB | 2,200円 |
13GB | 3,400円 |
DTI SIM(ドコモ回線)|速度偏差値・6位(33社中)、データ通信容量10GBのプランがおすすめ
格安SIMの中で、なかなかの速度でデータ通信できるのが「DTI SIM」です。
・速度
速度偏差値は59.0で、全33プランの中で6位であり、格安SIMの中では速いです。
ある速度調べでは下り通信速度が、
昼11.7Mbs、夕方2.9Mbps
であり、通信が遅くなる時間帯でもLINEやWebサイトの閲覧はもちろん、条件が良ければ動画の視聴もできそうです。
ただし、昼の通信速度が0.9Mbpsという結果の時もあったので、条件によっては繋がりにくいかもしれません。
・料金
通信容量10GBのプランが、速度偏差値50以上のプランの中で最安値です。
速度偏差値50以下も含めた格安SIM全体で考えると、
10GBのプランは全23プラン中1位の安さとであり、格安SIM全体で見ても安いです。
・まとめ
速度偏差値が高く、10GBという人気の通信容量が最安値なので、
「ある程度の速さでたくさん通信したい」という方におすすめです。
DTI SIM月額料金 | |
---|---|
通信容量 | 音声通話SIM(ドコモ回線) |
1GB | 1,200 |
3GB | 1,490 |
5GB | 1,920 |
10GB | 2,800 |
UQ mobile(au回線)|速度偏差値・第1位(33社中)、データ通信容量14GBのプランがおすすめ
とにかく早いのが「UQモバイル(au回線)」です。
・速度
速度偏差値は73.8で、全33プランの中で1位であり、格安SIMの中では断トツの速さです。
ある速度調べでは下り通信速度が、
昼13.8Mbs、夕方16.8Mbps
であり、通信が遅くなる時間帯でもLINEやWebサイトの閲覧はもちろん、動画の視聴も問題なくできそうです。
・料金
通信容量14GBのプランが、速度偏差値50以上のプランの中で最安値です。
通信容量14GBのプランは他にワイモバイルしかなく、ワイモバイルもプランよりも安いということです。
・まとめ
格安SIMの中では高いと言われるUQモバイルですが、14GBのプランに関しては、13GBの最安値と15GBの最安値の間の料金であり、決して高くないです。
格安SIMの中では圧倒的な通信速度ですので、
「高速でたくさん通信したい」という方におすすめです。
UQ mobile月額料金 | |
---|---|
通信容量 | 音声通話SIM(au回線) |
3GB | 1,980円 |
9GB | 2,980円 |
14GB | 3,980円 |
LINEモバイル(ソフトバンク回線)|速度偏差値・17位(33社中)、30GBのプランがおすすめ
たくさんの通信容量が欲しい方におすすめなのが「LINEモバイル(ソフトバンク回線)」です。
・速度
速度偏差値は50.5で、全33プランの中で17位であり、格安SIMの中では平均的な速さです。
ある速度調べでは下り通信速度が、
昼1.2Mbs、夜1.0Mbps
であり、通信が遅くなる時間帯でもLINEや画像の少ないWebサイトの閲覧はできそうです。
・料金
通信容量30GBのプランが、速度偏差値50以上のプランの中で最安値です。
速度偏差値50も含めた格安SIM全体で考えると、
10GBのプランは全18プラン中2位の安さであり、格安SIM全体で見ても安いです。
・まとめ
通信速度が速いわけではありませんが、30GBのプランの中ではかなり安いので、
「通信容量を気にせずに安く通信したい」という方におすすめです。
LINEモバイル月額料金 | |
---|---|
通信容量 | 音声通話SIM (SoftBank回線) |
1GB | 1,200円 |
3GB | 1,690円 |
5GB | 2,220円 |
7GB | 2,880円 |
10GB | 3,220円 |
30GB | 4,800円 |
キャリア並み!?通信速度がとにかく速いおすすめ格安SIMプラン
この章では料金を最重視し、それぞれの通信容量における最も安いプランを紹介します。
速度偏差値50以上の格安SIMプランが下の表です。
(横にスクロールすると50GBの料金まで見られます。)
(単位:円)
格安SIM | 回線 | 速度偏差値 | 500MB | 1GB | 2GB | 3GB | 5GB | 6GB | 7GB | 9GB | 10GB | 12GB | 13GB | 14GB | 15GB | 20GB | 30GB | 50GB |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
UQ mobile | au | 73.8 | 1,980 | 2,980 | 3,980 | |||||||||||||
Y!mobile | SoftBank | 70.3 | 2,178 | 3,278 | 4,378 | |||||||||||||
U-mobile | docomo | 62.2 | 1,580 | 1,980 | ||||||||||||||
NifMo | docomo | 60.5 | 1,600 | 2,300 | 3,500 | |||||||||||||
LIBMO | docomo | 59.2 | 1,580 | 2,180 | 2,980 | 4,680 | 6,580 | |||||||||||
DTI SIM | docomo | 59.0 | 1,200 | 1,490 | 1,920 | 2,800 | ||||||||||||
LinksMate | docomo | 57.6 | 1,100 | 2,100 | 3,100 | 4,800 | 6,000 | |||||||||||
nuroモバイル | docomo | 56.1 | 1,400 | 2,200 | 3,400 | |||||||||||||
b-mobile | SoftBank | 54.1 | 990 | 1,690 | 2,390 | 3,190 | 4,390 | |||||||||||
nuroモバイル | au | 53.7 | 1,480 | 2,800 | 3,680 | |||||||||||||
HIS Mobile | docomo | 53.6 | 945 | 1,300 | 1,900 | 2,800 | 4,500 | 8,000 | ||||||||||
HIS Mobile | SoftBank | 53.5 | 1,200 | 1,700 | 2,400 | 3,600 | 5,500 | |||||||||||
mineo | au | 53.4 | 1,310 | 1,510 | 2,190 | 3,130 | 4,590 | 6,510 | ||||||||||
LINEモバイル | au | 53.2 | 1,200 | 1,690 | 2,220 | 2,880 | 3,220 | |||||||||||
BIGLOBEモバイル | au | 52.2 | 1,400 | 1,600 | 2,150 | 3,400 | 5,200 | 7,450 | ||||||||||
nuroモバイル | SoftBank | 51.9 | 1,680 | 2,800 | 3,680 | |||||||||||||
LINEモバイル | SoftBank | 50.5 | 1,200 | 1,690 | 2,220 | 2,880 | 3,220 | 4,800 | ||||||||||
格安SIM | 回線 | 速度偏差値 | 500MB | 1GB | 2GB | 3GB | 5GB | 6GB | 7GB | 9GB | 10GB | 12GB | 13GB | 14GB | 15GB | 20GB | 30GB | 50GB |
太字にしているのが、その通信容量で最も速いプランです。
この中から主要な通信容量について、おすすめのプランを紹介します。
通信速度で選ぶ、通信容量ごとのおすすめプラン7選
それぞれの通信容量におけるおすすめのプランを紹介します。
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「50GB」
UQ mobile|速度偏差値・第1位(33社中)、データ通信容量3GB・9GB・14GBのプランがおすすめ
速度偏差値の第1位が「UQモバイル」です。
・速度
速度偏差値は73.8で、格安SIM全プランの中で1位です。
ある速度調べでは下り通信速度が、
昼13.8Mbs、夕方16.8Mbps
であり、通信が遅くなる時間帯でもLINEやWebサイトの閲覧はもちろん動画の視聴も問題なくできそうです。
この速度は大手キャリア並みです。
・料金
料金は、格安SIMの中では高いです。
格安SIM全体で考えると、
3GBのプランは全31プラン中30位の安さ、
9GBのプランでも全3プラン中2位、
14GBのプランでも全2プラン中1位の安さです。
料金の安さ最下位はワイモバイルであり、この2社はとび抜けて高いと言えます。
・まとめ
格安SIMの中では圧倒的に速く、キャリアに比べると安いので、
「とにかく速度を求める」「格安SIMが不安」という方におすすめできます。
UQ mobile月額料金 | |
---|---|
通信容量 | 音声通話SIM(au回線) |
3GB | 1,980円 |
9GB | 2,980円 |
14GB | 3,980円 |
Y!mobile|速度偏差値・第2位(33社中)、データ通信容量3GB・9GB・14GBのプランがおすすめ
大手キャリア並みの速度が出る、もう一つのMVNO(格安SIM会社)が「ワイモバイル」です。
・速度
速度偏差値は70.3で、格安SIM全プランの中で2位です。
ある速度調べでは下り通信速度が、
昼11.8Mbs、夕方8.2Mbps
であり、通信が遅くなる時間帯でもLINEやWebサイトの閲覧はもちろん動画の視聴も問題なくできそうです。
UQモバイルより速度偏差値が低いですが、ここまで高いとそこまで差がないと言えます。
・料金
料金は、格安SIMの中では高いです。
格安SIM全体で考えると、
3GBのプランは全31プラン中31位の安さ、
9GBのプランは全3プラン中3位、
14GBのプランは全2プラン中2位の安さです。
・まとめ
格安SIMの速度が不安という方の中で、
「au回線よりソフトバンク回線の方がいい」という方におすすめです。
Y!mobile月額料金 | |
---|---|
通信容量 | 音声通話SIM (SoftBank回線) |
3GB | 2,178円 |
9GB | 3,278円 |
14GB | 4,378円 |
U-mobile|速度偏差値・第3位(33社中)、データ通信容量5GBのプランがおすすめ
ある程度安くて速いのが「U-mobile」です。
・速度
速度偏差値は62.2で、格安SIM全プランの中で3位です。
ある速度調べでは下り通信速度が、
昼12.6Mbs、夕方1.7Mbps
であり、通信が遅くなる時間帯でもLINEやWebサイトの閲覧は問題なくでき、場合によっては動画の視聴もできそうです。
・料金
料金は格安SIMの中でも安い方です。
格安SIM全体で考えると、
5GBのプランは全16プラン中4位の安さです。
・まとめ
速度偏差値はかなり高いですが、料金は格安SIMの中でも安い方です。
とてもバランスがとれており、
「5GBのプランで選びたい」という方にはぜひおすすめです。
U-mobile月額料金 | |
---|---|
通信容量 | 音声通話SIM(ドコモ回線) |
3GB | 1,580円 |
5GB | 1,980円 |
NifMo|速度偏差値・第4位(33社中)、データ通信容量7GBのプランがおすすめ
7GBのプランでおすすめなのが「NifMo」です。
・速度
速度偏差値は60.5で、格安SIM全プランの中で4位です。
ある速度調べでは下り通信速度が、
昼7.3Mbs、夕方6.2Mbps
であり、通信が遅くなる時間帯に画像が多いWebサイトの閲覧でもスムーズにできそうです。
・料金
料金は格安SIMの中で安い方です。
格安SIM全体で考えると、
7GBのプランでは全12プラン中2位の安さです。
・まとめ
7GBのプランがあるMVNO(格安SIM会社)の中で最も安く速いので、
「6GBではちょっと足りない」という方におすすめです。
NifMo月額料金 | |
---|---|
通信容量 | 音声通話SIM(ドコモ回線) |
3GB | 1,600円 |
7GB | 2,300円 |
13GB | 3,500円 |
LIBMO|速度偏差値・第5位(33社中)、データ通信容量6GB・10GB・20GB・30GBのプランがおすすめ
多くの通信容量プランでおすすめなのが「リブモ」です。
・速度
速度偏差値は59.2で、格安SIM全プランの中で5位です。
ある速度調べでは下り通信速度が、
昼0.7Mbs、夕方4.0Mbps
であり、通信が遅くなる時間帯でもLINEやWebサイトの閲覧が問題なくできそうです。
・料金
料金は格安SIMの中では平均的です。
格安SIM全体で考えると、
6GBのプランは全18プラン中8位の安さ、
10GBのプランでは全23プラン中6位、
20GBのプランでは全23プラン中5位、
30GBのプランでは全18プラン中9位の安さです。
・まとめ
速度偏差値が高く大容量のプランがあるので、
「たくさん通信したい」という方におすすめです。
LIBMO月額料金 | |
---|---|
通信容量 | 音声通話SIM(ドコモ回線) |
3GB | 1,580円 |
6GB | 2,180円 |
10GB | 2,980円 |
20GB | 4,680円 |
30GB | 6,580円 |
DTI SIM|速度偏差値・6位(33社中)、1GBのプランがおすすめ
家の外であまり通信しない方におすすめなのが「DTI SIM」です。
・速度
速度偏差値は59.0で、格安SIM全プランの中で6位です。
ある速度調べでは下り通信速度が、
昼11.7Mbs、夕方2.9Mbps
であり、通信が遅くなる時間帯でもLINEやWebサイトの閲覧が問題なくできそうです。
・料金
料金は格安SIMの中でも安いです。
格安SIM全体で考えると、
1GBのプランでは全18プラン中3位の安さです。
・まとめ
速度偏差値が上位で1GBプランが安価なので、
「通信をそこまでしない」という方におすすめです。
DTI SIM月額料金 | |
---|---|
通信容量 | 音声通話SIM(ドコモ回線) |
1GB | 1,200 |
3GB | 1,490 |
5GB | 1,920 |
10GB | 2,800 |
HIS Mobile|速度偏差値・11位(33社中)、500MB・50GBのプランがおすすめ
安さが特徴なのがこの「HISモバイル」です。
・速度
速度偏差値は53.6で、格安SIM全プランの中で11位です。
ある速度調べでは下り通信速度が、
昼2.1Mbs、夕方1.8Mbps
であり、通信が遅くなる時間帯でもLINEのやりとりや文字が多いWebサイトの閲覧は問題なくできそうです。
・料金
すべての通信容量プランが、格安SIM全体で最安値です。
・まとめ
決して早くはありませんが、500MB・50GBのプランがあるMVNO(格安SIM会社)の中では最速です。
「まったく通信しない」もしくは、
「通信容量を全く気にせず通信したい」という方におすすめです。
HIS Mobile月額料金 | |
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通信容量 | 音声通話SIM(ドコモ回線) |
500MB | 945円 |
2GB | 1,300円 |
6GB | 1,900円 |
10GB | 2,800円 |
20GB | 4,500円 |
50GB | 8,000円 |
まとめ
本記事では、速度をもとにした格安SIMの選び方を紹介しました。
格安SIMに変えたときの失敗で、もっとも多いのは速度の遅さです。
初めてで不安な方は速度を軸に考えたら間違いありません。
格安SIMにすると確実に料金が安くなりますので、自分に合ったプランを選んで節約しましょう!